福井では、寒くなったら「水ようかん」 暑くなったら「水まんじゅう」と言われるほど、水まんじゅう(水仙まんじゅう)は夏の銘菓の代名詞となっています。
福井県、嶺南(若狭)地方敦賀市周辺では、昔から庶民の駄菓子として「水まんじゅう」が親しまれており、夏になると、和菓子店の店先に、豊富な若狭の井戸水で冷やした水まんじゅうが並ぶ姿があちこちで見られていました。
この「水仙まんじゅう」の由来については、きれいな湧き水に浮かべて売られていたことから「水洗」又は「水泉」と呼ばれるようになった説、また福井の県花が「水仙」であることから「水仙」まんじゅうとなった等、諸説あります。
